« 2005年04月 | メイン | 2005年06月 »
2005年05月29日
ミリオンダラー・ベイビー
を先週の土曜日に観て来た。
最初は女性版あしたのジョーか? と思ってたんだけど後半の展開が衝撃的過ぎ。
そしてそこからが長い。
本当のテーマは後半にある。
エンドロールが終わってもしばらく椅子から立ち上がれないぐらいのショックを受けた。
しかし何故か全く泣かなかった。
悲しいというよりもホッとした心境だった。
多分俺がマギー・フィッツジェラルド(ヒラリー・スワンク)に感情移入して観ていたからだと思う。
これはボクシングの物語ではなく愛と尊厳の映画だ。
クリント・イーストウッドはこの映画を37日で撮り終えた。
彼はいつも早撮りだ。しかし決して雑という訳ではない。
しかもほとんどテイク1で撮り終えてしまうらしい。
しかもほとんど俳優に演技指導すらしない。
彼の頭の中に完璧なイメージがあるのだろう。
今回の映画は特に陰影が強調されている。
陰影が感情を表しているように感じた。
すごくシンプルな演出でシンプルなカットわり。
でもすばらしい。だからこそすばらしいのかも。
今年75歳になるのに衰えを知らない、それどころか成長し続けている。
枯れた味わいなんかじゃ全くない。
次の作品(硫黄島)もすごく期待出来そうだ。
ありふれた戦争映画なんかには決してならないだろう。
投稿者 Sousuke : 19:39 | コメント (4) | トラックバック
2005年05月23日
ライフ・アクアティック
先週の土曜日、KBCシネマで「ライフ・アクアティック」を観た。
ウェス・アンダーソン監督による「アンソニーのハッピーモーテル」、「天才マックスの世界」、「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」に続く第4弾目の作品だ。
ビル・マーレイ扮する海洋学者で冒険家で、ドキュメンタリー映画監督のスティーヴ・ズィスー率いるチーム・ズィスーの冒険コメディ。
スティーヴはわがままで手癖が悪くてかなり無茶な性格なんだが、何故か憎めない。
彼が息子と名乗るオーウェン・ウィルソン演じるネッド・プリンプトンと出会うことからストーリーが展開していく感じ。
他のクルー達はみんな何かの専門家で強烈なキャラばかり。
特に個人的に注目なのは、事故防止の専門家でギターの弾き語りが得意なセウ・ジョルジ扮するペレ・ドス・サントス。
彼はブラジルでは有名なミュージシャンで、あの「シティ・オブ・ゴッド」に家族を殺されて復讐する為ギャングに入るバスの運転手を演じた。またサントラにも曲を提供している。
ウェス・アンダーソン監督がチーム・ズィスーのメンバーの1人が実際に楽器を演奏するという設定で俳優を捜していて、「シティ・オブ・ゴッド」を観て彼に決めてということだ。
ペレ・ドス・サントスは度々「ライフ・アクアティック」の劇中でアコースティック・ギターを弾きながら60〜70年代のデヴィッド・ボウイの曲のカバー(ジギー・スターダストの頃?)をポルトガル語で歌う。
すごく映画とマッチしていた。さすがウェス・アンダーソン監督。
映画は全体的にコメディなのだが、そこはウェス監督ということでホロリともさせられる。
コメディも大爆笑というよりクスクスな感じ。でも女性のお客が1人大爆笑してたけど。
ホロリは家族愛がらみなんだけど、これを書くとネタバレになるので伏せておく。
結構あっけなかったり逆にしぶとかったりと、かなり不思議な60年代の雰囲気を持ったすばらしい映画でした。
投稿者 Sousuke : 17:41 | コメント (2) | トラックバック
2005年05月16日
Blogを微妙に変更
CSSをちょっといじってcontainerの周りに#CCCC33の枠線を引き、containerのmarginを上下8px空けるようにした。
本文の両サイドの空間もpaddingの数値を8pxにした。
またカテゴリー、アーカイブ、最近のエントリー等が左側にくっついていたので、該当箇所のpaddingをいじって8px空けるようにした。
本当はインラインフレームを使わずにDiaryのページそのままのレイアウトにしたいんだけど、そこまでの知識がないので今のところここまで。
投稿者 Sousuke : 17:37 | コメント (2) | トラックバック
2005年05月14日
夕陽のギャングたち
先日「夕陽のギャングたち」のDVDを観た。
セルジオ・レオーネ好きなのに今までなぜか観ていなかったやつだ。
音楽はもちろんエンニオ・モリコーネ。
今までのマカロニ物より何か切ない哀愁のあるメロディーに感じた。
20世紀初頭の内戦中のメキシコを舞台に、ロッド・スタイガー演じる山賊の頭領「ファン・ミランダ」と、ジェームス・コバーン演じる元IRAの闘士で爆破のスペシャリスト「ジョン・マロリー」の敵対しながらも2人の友情と活躍を描いている。
最後は男泣き間違いなしの映画だ。
冒頭に毛沢東の「湖南農民運動視察報告」から引用した一節が流れる。
革命とは、
贅沢な食事でも言葉の遊びでもない。
刺繍の模様でもない。
優雅さと丁寧さを持ってなされるものでもない。
革命とは暴力行為なのだ。
投稿者 Sousuke : 16:28 | コメント (0) | トラックバック
2005年05月13日
今月観に行きたい映画
今月下旬にすごく観に行きたい映画が2つも公開される。
福岡では5/21公開の「ライフ・アクアティック」と5/28にやっと公開の「ミリオンダラー・ベイビー」だ。
「ライフ・アクアティック」は「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」のウェス・アンダーソン監督最新作。
ビル・マーレイ扮する海洋冒険家で映画監督のスティーブ・ズィスー率いるチーム・ズィスーが海洋探査をするお話。
前作同様一癖も二癖もある人々が絡んでくる。音楽もすごくいいらしい。
「ミリオンダラー・ベイビー」は御大(クリント・イーストウッド)の最新作で、ご存知のように本年度アカデミー賞主要4部門(主演女優賞、助演男優賞、監督賞、作品賞)を受賞した。
簡単に言うと、過去に傷のあるトレーナーと30歳を過ぎてプロボクサーを目指す女性のお話。
モーガン・フリーマンは元ボクサーで今は住み込みの雑用係。
音楽もイーストウッド自身によるものらしい。すばらしい音楽だ。
ハリウッド臭くない、シンプルな演出がまたすばらしい。
イーストウッドは俺が物心ついた頃に観た「ダーティー・ハリー」以来、この世でもっとも好きな俳優だ。
現在74,5歳のはずなのだが、全く衰えを感じさせない。いやそれどころか若い頃より成長、進化しているように感じる。
これからもどんどん映画を撮り続けてほしい。そういえば硫黄島の映画作るんだっけか。日本側版は誰が撮るんだろうか。
投稿者 Sousuke : 08:32 | コメント (0) | トラックバック
2005年05月09日
真夜中の弥次さん喜多さん
先日「真夜中の弥次さん喜多さん」を観た。
しりあがり寿氏の原作で宮藤官九郎氏監督作品だ。
TOKIOの長瀬智也扮する弥次さんと中村七之助扮する喜多さんはホモ関係で、ヤク中の喜多さんのヤクを抜く為にお伊勢参りをするというお話。
リヤルとラリっている状態のアンリヤルが交錯するものすごくぶっとんだ世界観だ。
もう2人の珍道中という言葉では語り尽くせないほどの珍道中だ。
観ているこっちもリヤルとアンリヤル(虚構)の壁が曖昧になってくる。
真夜中の弥次さん喜多さん 公式サイトを観て頂ければ分かると思うが、脇役陣もものすごいことになっている。
クドカンはキャスティングがうまいなぁ。
正直言って今までクドカンを侮ってた。この映画を観て一気に反省しました。
クドカンご免、観た瞬間からクドカンびいきになりました。
投稿者 Sousuke : 07:28 | コメント (0) | トラックバック
2005年05月03日
夕陽のガンマン アルティメット・エディション
が6/3にリリースされる。
もちろん俺は予約した。
これは以前エントリーした「続・夕陽のガンマン」の前作に当たる。
(時間的には夕陽のガンマンが一番最後)
今回も山田康雄氏を始めとする豪華声優陣の吹き替え付きだ。
さあ、マカロニメイニアのみなさん予約しなさい。

