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2005年08月03日
宇宙戦争
宇宙戦争(WAR OF THE WORLDS)を観た。非常に怖い映画だった。
あの有名なH.G.ウェルズ原作のSF小説の古典で、1950年代に一度映画化されている物をスティーブン・スピルバーグが今回リメイクした。
スピルバーグが意図してやっていると思うが、オープニングのナレーションや映像からして最近のパニックSF物とは違う50〜70年代の映画やTVドラマのような印象を受けた。
あの映像感覚はプライベート・ライアンのそれに近い。事実プライベート・ライアンのカメラマン、ヤヌス・カミンスキーが撮っているようだ。SF版プライベート・ライアンのような感じだ。
終始トム・クルーズ扮するレイ・フェリアーの視点で描かれている。彼が子供達を守る為に逃げ回っている最中に目に入る物が全てだ。
有名な建築物が破壊されているシーンや防衛軍本部等は出てこない。レイ・フェリアーが見ていないからだ。
宇宙人が操っているトライポッドで町が壊され人々が虫けらのように殺されて行く。圧倒的な破壊力でなす術がない。
細かい演出までリアルで、非常に観ていて怖かった。最近のSF映画にありがちな、余計な演出を極力廃している。
トライポッドは細部は現代的なデザインになっているが、全体のシルエットは1950年代の映画の物を踏襲しているように思われた。
オチは小説のままらしいが、あれでいいと思う。余計な説明もなくその後どうなったかも描かれていない。非常にシンプルだ。
多分スピルバーグ自身、最近のハリウッド映画の過剰演出に嫌気がさしていたんだろうと思う。
純粋でシンプルなパニック物が好きな方は是非観て頂きたい映画だ。
追伸。大阪人強過ぎ。
投稿者 Sousuke : 2005年08月03日 17:53
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